賃貸のアパートと中古住宅を購入した場合、どちらがお得なのか、悩む人は多いようですね。
例に漏れず、その件で悩まれていたある方と話す機会がありました。
10年間、賃貸アパートに住んでいる現状で、家賃は毎月68,000円との事。
賃貸で支払う家賃の総額(30年)を計算してみる
実際に計算してみると、毎月68,000円の家賃を12回で1年。
それが10年間となると、816万円です。
28才の時から住んでいるので現在は38才。
あと20年、賃貸アパートで暮らした場合、単純に2倍で、1632万円必要になりますね。
要は、家賃が68,000円の賃貸の場合、30年間住めば、総額で見れば2448万円支払う必要があるということになります。
中古住宅を購入した場合の支払いをシミュレーション
中古住宅をリフォーム込の状態で、1,800万で購入した場合。
先ほどの賃貸と同じように見てみると、30年間で支払うと考えて、2236万円。
月々約62,000円となります。
火災保険、固定資産税を入れたとしても+200万程度でしょう。
それを考えても、30年間の支払い合計は、ざっくりですが2436万円。
賃貸で30年と、中古住宅を買うのと、ほぼ同じぐらいの金額になります。
賃貸が良い?中古住宅が良い?
賃貸は、住んでいる間は永遠に家賃を毎月収める必要があります。
要は、支払い続けるだけで何も残らないのが賃貸です。
中古住宅の場合は支払いが完了したら固定資産税と火災保険などは支払う必要がありますが、
支払いが終われば自分の持ち物となり、家と土地が残ります。
家が古くなるとリフォームをする必要がありますが、絶対しないといけない訳でもありません。
買う前には周辺環境をよく見て精査すべきですが、賃貸に住むよりは中古住宅を購入した方が得策です。
例えば賃貸の場合、場所が悪買ったり、問題が起きたりすれば、引っ越すことは可能です。
中古住宅を購入した場合、簡単に引っ越すことは出来ません。
実際、そこがネックだと考える方も少なくありませんが、
中古住宅には中古住宅のメリットがあります。
あなたがどこに重点を置くか次第ですが、
いずれにしてもしっかりとシュミレーションしておくことをお勧めします。