中古住宅選びで見落とすとリフォーム費用が高額になる「瓦」の話

中古住宅を選ぶ時にほとんどの方が見落とすことがあります。

この部分は通常みえないので仕方ないことでもありますが、
中古物件を購入してもまたリフォームする必要が出てきますので、購入の前には必ずチェックする必要があります。

必ずチェックしておきたい場所とは?



必ずチェックして頂きたい重要な部分は屋根の瓦です。

通常、瓦を見て「何瓦」と答えれる人はいません。
費用はかかりますが、ここは本職の瓦屋さんに見てもらってどんな瓦が使ってあるのか、上から見て雨漏りになりそうなところはあるのか、瓦が破れてないのか、チェックする必要があります。

瓦をチェックするのが必須な理由

どんな瓦を使っているのかをなぜチェックしないといけないのかというと、
使われている瓦にも塗装の必要がある瓦、廃盤の瓦があるからです。

例えば瓦が割れてた場合、割れた瓦を差し替える事は出来ません。
もし台風などで瓦が飛んでも直すことが出来ないのです。

この場合、新しい瓦に全面やり替えるか、違う屋根材にして全面やり替えるしか方法はありません。

そうなれば大きさにもよりますが屋根のリフォーム工事で大きなお金がかかります。

瓦の塗装も同じです。塗装しないと水が瓦にしみ込んで雨漏りの原因になります。
特にセメント瓦などは塗装が必要で、しかもセメント瓦は現在はどこも生産をしていないので割れても差し替える瓦が無いのが実情です。

雨漏りが無いので良いと言う訳ではなくてしっかりと瓦の種類を調べ葺き替える場合の見積もりも同時に出してもらいましょう。
そうすることで中古住宅購入の失敗を防げます。

あとあと余分な費用が掛からないことが一番です。