今回は、他社で実際に中古住宅を購入した、Oさんの切ない実体験を紹介します。
Oさんは、外壁塗装されている中古住宅を購入。
2年目で部分的に外壁塗装が剥げて来たことに気付き、
まだ購入して間がないのにと思いつつ、見栄えが悪いので剥がせるところは剥がしてもう一度塗り替え。
そんな感じになったので、2年目で中古住宅を買ったことを後悔することになってしまったそうです。
中古住宅購入2年目で塗装が剥げるケースはよくある話?
実際の中古住宅を販売する流れからお話しすると、
まず不動産業者が古い中古住宅を購入。
そして、各建築業者に最低限の金額で塗装の発注をします。
塗装業者もその最低限の金額で見合う施工、そして塗料を使用することになります。
塗料は、種類によって耐久性のある塗料や、耐久性の悪い塗料があります。
耐久性の悪い塗料を使用した場合や、下地処理などをきちんとしてない場合などは
塗装した塗料が剥げてきます。
中古住宅で塗装してある物件をみてもどんな塗料を使って塗装してあるのかは通常、わかりません。
見て判断することは難しいからです。
ですから、単に塗装済みの中古住宅というだけで決めてしまうのは、ナンセンスです。
塗装について明言されていない中古住宅は、ひとまず不動産会社に内容を確認する必要があるでしょう。
Oさんのような体験談は、中古住宅を購入した人たちにとって、珍しい話ではありません。
中古住宅購入にあたって確認すべきこととは
中古住宅をリフォームして販売するのであれば
不動産業者は、どんな塗料を使用して外壁塗装しているか、保証は○年か。
私から言わせれば、これぐらい明言してないとダメです。
お客様から依頼される外壁塗装の場合は、どのような塗料を使い、保証は何年と決めて施工していること、
もし塗料が剥げたら無償で直すことを丁寧に説明することを徹底しています。
せっかく中古住宅を購入したのに、すぐに後悔してしまう人があとを絶ちません。
買う時に、売れれば関係ない、という不動産業者は少なくないので、
事前に情報を集め、きちんと確認すべきです。
不動産の購入が失敗にならないよう、しっかり情報を集めてください。
そうすれば、ありがちな中古住宅選びの失敗を防ぐことができます。
このブログでは、中古住宅を選ぶ際のポイント、大事なことを実際にある失敗例を交えて説明しています。
あなたの中古住宅購入の一助となれば嬉しいです。
こんなときはどうすれば良いか、他に不安なことなどあれば、コメントで教えてくださいね。