「中古住宅の価格は誰が決めているの?」
お客様からよく聞かれる質問の1つです。
今回は、「中古住宅の金額の決め方」についてみていきましょう。
中古住宅の金額設定について
まずは建物の築年数をみます。そして土地の大きさなどを考慮して金額を出していきます。
物件のある地域の取引事例を参考に、売主と相談して金額を決めていくというのが基本的な流れであり、売主が金額を決めることが多いです。
もちろん金額設定を間違えれば売れなくなるので、不動産会社の方が地域の相場など総合的にみて、的確なアドバイスを聞いた上で金額を決めているというのが実際のところでしょう。
金額設定を間違えると売れ残る
大事なところなので、もう少し深く掘り下げてみます。
何年も売れ残っている物件は、売主基準で設定した金額の物件がほとんど。
要は、売主の独断で価格設定している物件が多いというのが実際のところです。
当たり前ですが、買主がいなければ物件は売れません。
買主基準の価格にできるだけ近付ける金額設定が
売主、買主の方にも理想だと言えます。
売れない物件に掛かる費用は?
土地、建物を保有しているだけで、固定資産税、さらには建物の火災保険をも支払う必要が
あります。
となれば、先にもお話しした通り、自分勝手な金額設定をしてしまっては、結果売れない状況に陥り、固定資産税や火災保険を払わなければならない状況になってしまう為、得策とは言えません。
売主、買主両方が、現在の相場を調べる必要があるということを覚えておいてくださいね。